情報を手に入れる 5
1次情報誌として図書室や資料室に備えておいて便利なものに、各種の統計データを集めた「日本国勢図会」(国勢社)、「日本アルマナック」(教育社)などがあります。
経済分野についての「経済変動指標総覧」(東洋経済新報社)、産業全般での「工業統計表」(通商産業調査会)、「化学工業統計年報」(通商産業調査会)なども手元におきたい資料です。
・・・以上、情報収集の方法を概略的に述べました。
どの雑誌や単行本が良いか悪いかは、評価の問題です。
評価は利用者の立場や考え方によって変わるものだから、ここではあえて特定のものをあげませんでした。
時代の動きを知るのに本や人とばかりつき合っているのでは木を見て森を、群盲象を評すになりかねません。
毎日毎日同じ研究所に通い、同じ仲間と話し、ときどき帰りになじみのバーとかパチンコ屋に行くような生活では世の中の動きはわかりません。
そういう生活をしている人こそたまに別の世界にいくと、変化の具合、世の中の動きが新鮮にみえてくるものです。
この「ナマ感覚で世の中をみる」ことはニーズを探る優れた方法ではありますが、人によって感覚に差があるのが問題でしょう。